せっかく転勤で大阪に住んでいるのに大阪のこと何も知らない。暇だし歴史博物館でも行ってみるか!
ついでに大阪B級グルメと言われる「かすうどん」も食べてみよっと!
このページでは大阪市にある大阪歴史博物館と大阪のB級グルメ「かすうどん」のおススメのお店を紹介します。大阪歴史博物館はその名の通り大阪の歴史を実物大の模型で体感的に理解できるのでとても勉強になりました。
かすうどんの「かす」って何?
かすうどんは大阪府南部発祥の郷土料理です。かす=天かすのことではありません。かすとは牛の腸をカリカリになるまで上げたもの。言うなればかすうどん=揚げホルモンうどんを意味します。ホルモンは油の多いイメージですが、低温でじっくり揚げているので余分な油分が落ちてヘルシーな料理です。お酒を飲んだ後の「シメ」に食べる人もいるようです。
うどん道場 谷六店で「かすうどん」を食べてみた
大阪市内でも評価の高いお店を探したところ谷町六丁目にある「うどん道場 谷六店」が出てきたので行ってみました。店内にはカウンター席のみなので一人でも入りやすい。注文したのはゆずかすうどん(900円)。かす・和風だし・柚子胡椒の相性が良くてとてもおいしい!近くに寄ったらまた行きたいお店です。
お店の情報はこちらです↓↓
大阪歴史博物館
かすうどんを食べた谷町六丁目から大阪駅方面へ北上すると大阪歴史博物館があります。大阪城のすぐ近くですね。入場料は大人600円、大学生高校生400円、中学生以下は無料です。この大阪歴史博物館では大きな模型がたくさん展示されていて、体感的に大阪の歴史を知ることができました。http://www.mus-his.city.osaka.jp/
大阪の歴史を簡単にまとめると
・7世紀に飛鳥から難波(なにわ)へ都が移った
・この難波宮(なにわのみや)の無き後、四天王寺を中心に大阪は栄え、同時期に本願寺も誕生
・16世紀終わりに織田信長が大阪に攻めてきたのが有名な石山合戦
・織田信長の死後、豊臣秀吉は本願寺の跡地に大阪城を建築
・この頃、交通が発展したため物流力を背景に商業が発展
・1686年に討幕の機運が高まり戊辰戦争が勃発、大阪城は焼け落ち江戸時代が終わる
・中之島や堂島はかつて年貢米が集まる場所であり倉屋敷が立ち並んでいた
・ここで開かれた米市での取引相場は飛脚で各地に伝えられ全国の物価に影響を与えた(日本金融発祥の地であり経済の中心と呼ばれた)
・道頓堀は繁華街であり芝居小屋が並んでいた。せりや回転舞台は大阪発祥。
・1920年代には近代化が進み大大阪(だいおおさか)時代となる。東洋のマンチェスターと呼ばれた当時の様子も実物大で再現してある。
まとめ:大阪の文化と歴史を満喫できた一日
かすうどんで大阪の食文化に触れた後、大阪歴史博物館で成り立ちを学ぶことができ、充実した一日になりました。大阪歴史博物館はこのページの写真以外にも大量の展示物があり飽きることなく楽しむことができます。帰りに大阪城公園でコーヒーを飲みながらのんびりして家路につきました。
機会があればぜひ大阪の歴史と食文化に触れてみてください。
大阪城のお堀です。大阪でG20が開催された2019年には警察がお堀の中を調べてテロ警戒をしたそうです。
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